新婦人の大会、そして宣伝2015年03月01日

新日本婦人の会、柏支部の第52回大会が行われ、あいさつをさせていただきました。いつも元気な新婦人のみなさん、今日もたくさんの方々が集まり、熱気ある大会でした。平和と民主主義、そしてくらしを守る活動と幅広く運動を進められていることに本当に頭が下がります。

 

 昼からは、県の労働者後援会のみなさんが柏駅東口に集まり、署名など市民にアピールする宣伝が行われました。途中から雨に。それでも何人もの方から声をかけていただき激励されました。ありがとうございました。

 

 厚生病院の入り口のところに信号がつきました。西町からから下っていったところのT字路です。カーブミラーは設置されていましたが、それでも左右の見通しが悪く、危険な交差点でした。地域の方々とも警察署へ要望をしていたところでしたので、それが実りホットひと安心です。




「共産党、政権とってよ」2015年03月02日

今日は予算委員会の初日。知事も出席しての総括質疑が行われ、丸山慎一議員が質問に立ちました。冒頭は知事が毎年、815日に靖国神社に参拝していること、自身の著書でも靖国神社の正当性を主張している問題を追及。しかし知事はこれまでの本会議答弁と同じことの繰り返し。あの戦争は誰が起こした、何のための戦争だったのかと迫ったが、知事は答弁に立たずに、部長が何度もたって、同じことを繰り返すだけでした。知事は自らの著書で自分の戦争感、靖国史観を公にしたわけだから、その質問に答えられないと言うのはおかしいではないか。立場が違っていても、自らの主張を堂々と論じ交わすのが議会ではないのか、それをしないで避けて、答弁を回避する、これは議会軽視も甚だしいと言わざるをえません。

 まともに答えられない、言葉を濁す、ここにあの戦争は正義の戦争だったと正当化する知事の本音を見て取ることができます。歴史の逆戻りを許さず、戦争できる国づくりと正面から対決できる、日本共産党ならではの論戦でした。

 明日は、県営住宅での母子心中事件、重度障害者の医療費助成制度など福祉に冷たい県政を告発し、その転換を求める質問を行います。

 

 

 夕方からは定例の駅頭での署名宣伝を行いました。今日は柏駅東口。昼間の暖かさとは一転、冷たい風に凍えるような駅前でしたが、市議団や地域の方々とがんばりました。今日もたくさんの方の署名をいただき、何人もから握手を求められる、励まされた宣伝になりました。

 小走りで駆け寄ってきた男性は「これはダメだ、ダメ。やめさせてくれよ」と言って署名。買い物帰りと思われる女性は「共産党だから、これ出来るのよね。」「共産党はすごいですね、がんばって欲しいです」と励ましてくれました。

 大きな荷物を二つ抱えて近づいてきた女性は署名の前にひとしきり。「今の安倍さんは本当におかしいと思います。戦争の方に進もうとして危ないし、消費税を上げるのも本気でやるつもりでしょ。何考えているんでしょう」と。共産党は安倍政権打倒を掲げて運動しています、いっしょに力を合わせましょうと言うと「そういうこと言えるのはもう共産党さんしかないでしょ、だからもっとがんばってよ」と言いながら署名をしてくれました。そして「でも共産党はまだ小さいのよね」「だからもっともっと国会議員を増やして、大きくなって、私は共産党に政権をとってほしいと思っているのよ」と言われ、そのつもりなんですけど…と応えようとすると、「そうすれば、今と違う政治になるでしょ、そうしないと今の日本はもうダメだと思っているのよ」とガッチリ握手。

 共産党への期待が大きくなってきているなァと感じさせられる一幕でした。もちろん、その後はいっそうマイクに力がこもった訴えになりました。




「こわい人かと思った」2015年03月03日

今日は桃の節句、もともとは上巳の節句といわれたらしいのですが、この時期になってもまだ寒い日が続きます。今朝の柏駅西口は、3度でした。

 宣伝は東口。今日も宇野さんが応援してくれました。今朝も何人もの方に声をかけていただきました。その中で女性の方から、まじまじと顔を見られ「写真しか知らなかったけど、もっとこわい人かと思った」と言われてしまいました。それでも話をすると「いつも入れているのよ、ずっと応援しているよ」と笑顔を向けてくれて握手。

帰ってきてじっと鏡を見てしまいました。自分では気がついていないけど「こわい顔」「近寄りがたい人」と見られているのかも分かりません。「こわい人」と言われないようにもっともっと市民の中に入っていって、気軽な対話を広げなければと反省したしだいです。

 

 

午後は柏市では初めての取り組みである、仮称「障害者の生活と権利を守る柏の会」の発足・学習のつどいに参加させていただきました。障害者の生活と権利を守る千葉県連絡協議会、通称・障千連の代表である天海正克さんの講演があり、障千連の歴史や重度障害者医療費助成制度の運動などについて学びました。私もこの間の県議会での取り組みや日本共産党の論戦などについて報告をさせていただきました。

23人が集まり、参加者からは「県がそんなにひどいのなら、300円の負担は柏市で何とかならないのか」「柏市に要請しよう」「柏市に来て貰って制度の説明を受けよう、そして私たちの声も伝えよう」などの積極的な意見が出されました。

また「20年前に息子が感染症にかかり、上下肢マヒの障害が残り、今も誰かいないと何もできない状態になっている。担当医に福祉器具や設備の問題で相談したら『千葉は厳しいからね』と言われた。車で移動しなくてはならないので改造したが400万円かかった。車椅子も4050万円、家にも走行リフトをつけたが160万円ぐらいかかっている。助成はまったくなく、市に行ったら『声が大きければ市も考えると思う』と言われガッカリした。だからもっと切実な声を市に突きつけていこう」との発言もありました。

天海さんから、障害者は「人間としてあたり前の生きる権利を持っている」同じ人間なんだと言う思いでいっしょに運動を進めましょうと呼びかけがあり、会の発足を確認し、代表者、事務局長、世話人数名を選出して、柏市での運動がスタートしました。私も障千連や柏の会と一緒になって裾野を広げる運動を展開するために力をつくします。




予算委員会、最終日2015年03月04日

丸山議員が予算委員会最終日の質問に立ちました。昨日に続いて、銚子市で起こった県営住宅の母子心中事件について、福祉事務所の生活保護への対応とそれをめぐる県の指導について追及。

この母親が市の生活保護窓口に行っても「収入」など大事なことは何も聞かれなかった、こんな対応を県はどう考えているのかと質したのに対し、県はケースワーカーの対応など経過を説明するだけで、本質にはまったく触れようとしません。さらに丸山県議は「救済できたかもわからない命が奪われた重大問題だ。県は本気で大変なことだと考えているのか」再度追及。しかし県はそれでも「銚子市へ行ったが、不適切な事実は確認できなかった」と、自らの指導を正当化し開き直るばかりで、傍聴していた私が、この答弁には腹立たしさを覚えたほどでした。

「行政が本気で痛みを感じ、県民の立場に立って対応していれば、この親子は救うことができた」と語気を強めた丸山県議。まったくその通りです。

いま本当に自冶体とはどうあるべきなのか、福祉の機能を発揮させるために何をするのかが根本から問われているのではないだろうか。この事件から県が、真摯に教訓を導き出すことが必要であり「仕方がなかった」などと開き直ることなど断じてあってはならない。生活困窮者や弱者へ温かい支援の手を差し伸べられる県に変えなければならないとの思いを強くしました。

続いて、8月から制度が変わる重度障害者の医療費助成の自己負担と65歳以上の方々を排除する問題について質問。ここでも県は現物給付になれば、申請の手間が省ける、公平性の観点から導入したというのを繰り返すばかりで、「社会保障」という視点がスッポリ抜け落ちている実態が浮き彫りになりました。

最後に、財政力は全国4位、福祉はのきなみ最下位クラスの県の実態を示し、税金の使い方を根本から切り変えると結んだ質問は、実に圧巻でした。日本共産党の存在意義を存分に示した丸山県議の質問に、拍手。ご苦労様でした。

 

夕方は南柏で行われた通夜に参列しました。親しい友人のお父さんが亡くなりました。67歳、あまりにも早すぎます。私もよく声をかけていただき、本当に気さくに話のできるお父さんでした。奥さんとビラ配布に出かけて倒れられたとのこと。東京の職場で中心的になって活動し、退職後は地域でも大奮闘、日本共産党員としての人生を全うした生き方だったと敬服します。

優しく微笑んだ遺影が何かを語りかけてくるようで、まだ信じられない思いです。あなたが望んでやまなかった日本共産党の前進へ、あなたの遺志を受け継いでがんばりますと手を合わせてきました。




県議会・常任委員会での審議2015年03月05日

今日は私の所属する県土整備常任委員会が行われました。審議されたのは予算関係を含め14議案でしたが、論議の中心は一般会計、特別会計の新年度予算でした。

 県土整備部の一般会計の予算総額は1,123億円で、昨年比7%増となっています。昨年来、財政が厳しいおり10%減額で予算編成をという通達が示されているなかでの増額予算となり、その中心は大型道路関係の国への直轄事業負担金です。外環道、圏央道、北千葉道路の負担金は今年度と比べ1,5倍、132億円まで膨れ上がっています。私の県庁全体で減額予算編成をと言っている中、それを国に伝え、減額を国に求めたのかとの質問に、「安心安全、暮らしを支える重要な路線なので積極的に要望した」と答弁。県庁全体がどうであろうと聖域的に巨大道路へ予算をつぎ込む姿勢をあからさまに示しました。

 審議を通じて、この3路線への県費投入の実態が明らかになりました。北千葉道路の県施工分も含めると、3路線への投入総額は、約3,200億円、その内いわゆる借金で調達した額は1,918億円で、この利息が昨年度末で333億円にものぼります。さらに3路線の整備とあわせて県はインターチェンジ周辺の整備事業も展開しており、これに300億円投入。

 現在の事業計画以上に県費を投入しないと言えるのかとの質問には「現場の状況が変化することもありえる」と、県費投入が当初の計画以上になる可能性もあるとの見解を示しました。

 国も県も肝いりで整備を進める3路線は、千葉県にどんな効果をもたらすのか、具体的に渋滞解消は何路線でどの程度緩和されるのか、防災対策になると言うが緊急車輌などの移動はどの程度短縮されるのかと聞いても、「安心安全、暮らしを支える効果がある」などという答弁を繰り返し、効果の内容は示せませんでした。結局、道路建設先にあり気で聖域的に巨大道路に予算を注ぎ込む姿が明らかになりました。

 続いてアクアラインの料金割引事業について質問。ETC普通車料金を800円に引き下げるために県が5億円負担をすると言うのもですが、問題は税金を支出するその根拠です。公金が投入されるわけですから、県民が納得ができる積算根拠を示すことが必要です。積算根拠を問われて県は「1,920円を800円に引き下げて、高速道路料金に影響を生じさせないため」に5億円を支出すると答弁。そこで、影響を生じさせないと言うが、どこに影響を与えるのか、影響を受けるのはどこなのかと詰め寄りました。これに県からは「高速道路会社が管理する料金収入に影響を生じさせないため、差額を負担する」と、とんでもない答弁がされました。

 アクアラインは「1m1億円」と言われ、15,1㎞の延長に15千億円もかけて建設されたもので、当然料金収入で建設債務の償還を行います。いまはそれを管理しているのが、東日本高速道路㈱(ネクスコ)です。県は割引事業を行うにあたり、ネクスコと基本協定を結び、昨年度、契約書を交わしています。

 私は、株式会社の収入に影響を与えないと言うのは「民間会社の損失の穴埋めに5億円の税金が使われているということだ」と県の予算執行を批判しました。

 さらに、この間国交省は、相次いで「高速道路料金のあり方」なる通知を出しています。その中でアクアラインだけ「千葉県の費用負担を前提に」と記されているのです。アクアライン以上に料金の基準単価が高い路線があり、そこも含めて「料金引き下げに県費を投入している県は、千葉以外にあるのか」と質しました。これに「自冶体が費用の一部を負担していることは確認されなかった」と、結局、税金を投入してネクスコの損失の補てんをしているのは、全国で千葉県だけであることが明らかになりました。「なぜ千葉だけ税金投入なのか」との質問にはまともな答弁はできませんでした。

 5億円の根拠が示せないということは、ネクスコの言い値で予算計上されていると言われても仕方ないことであり、こんな税金の使い方は断じて認められません。料金を値下げすると言うなら、それは民間・道路会社の責任で行うべきであり、税金投入で行うことではありません。

 審議を通じて感じたのは、バラ色に描いて突き進んだアクアライン建設、しかし残ったのは巨額の債務だけ、その穴埋めに税金が使われる、巨大開発・巨大事業の負の遺産の実態を見る思いがしました。

 他にも、銚子の県営住宅で起こった事件に関して、下水道事業の昭和40年台からの事業費、債務、利息など取り上げましたが、後日、報告します。

 

 

 今朝の宣伝は柏駅西口。平野議員と行いました。比較的暖かい朝だと思いましたが、駅のデッキ上はとんでもありませんでした。ビル風に凍えるような一幕も。それでもビラの受け取りもよく、手を振って行ったり、声をかけてくれたりで、気持ちは「あったかいんだからァ~♪」という宣伝でした。




窓から手を振っての激励2015年03月06日

今朝は北拍駅北口での宣伝。わたべ議員や地域の方といっしょに行いました。次から次と吹き出る閣僚の「政治とカネ」をめぐる疑惑で日本共産党が企業・団体献金禁止法案の提出を行うことも報告しました。

 北口は駅前が狭く、通勤時間帯にはドッと人が押しよせます。タクシーや車は狭い路地を入ってきます。タクシーの運転手が窓を開けて「がんばってください」と激励を。路地で同乗者を降ろした運転手は、車の中から大きく手を振ってくれました。

 

 

夕方宣伝は柏駅南口でした。テーブルも出して恒例になっている署名宣伝を行いました。

 「私は共産党には入れなかったけど、ずっと応援しているよ」と署名してくれた高齢の方。お子さんを二人連れた女性はいきなり「何よ柏は。学校にクーラーつけてくださいよ」「東京から来たけど、東京はもうついているんですよ」「先生方を増やして教育しようと思っても、暑くて集中もできないでしょ」「何のために大人が税金払っているんですか」と怒りを爆発。これも税金の使い方がおかしいと政党助成金廃止の署名をしてくれました。

 要求が渦巻いています、そしてその願いを実現してくれる政治を求めています。今やその道を示せるのはもう日本共産党だけしかありません。もっとたくさんの市民の声を聞いて、願い実現にいっしょに運動を広げていく、これがいま日本共産党に求められている大きな役割だと感じました。




二つの「つどい」に参加2015年03月07日

今日は南部地域で二つのつどいが開催され、県議選での日本共産党躍進の意義などを訴えさせたていただきました。武藤市議と私の訴えの後、みなさんからの質問にも答える、懇談も行われました。

光が丘近隣センターでのつどいでは、「もっと文化・教育関係の予算を増やしてほしい。図書館の予算が減らされてきている」という意見や、「息子の仕事を見ているとブラックな感じがする。昔はみんな正社員として働いていた、なぜこんなに派遣が増やされてしまったんでしょうか」などの率直な疑問も出され、今の安倍政権の労働法制改悪の一連の動きと、規制緩和の名の下に労働派遣法が改悪されてきた歴史的な経過なども話をさせていただきました。

また、12月に長野県松本市から引っ越してきたという方は「千葉の道路は本当にわかりづらい。もっと生活道路にお金をかけてほしい」「市役所にバス停がないのは柏市ぐらい、何とかして」との要求も出されました。

 

花束もいただきました。ありがとうございました。

 

 

次にお邪魔をしたのは南部近隣センターでのつどいでした。ここでも「銚子の県営住宅での母子心中事件は本当に救えなかったのか。行政が減免制度や生活保護を知らせないなら、共産党がもっと宣伝して、利用できるようにして欲しいし行政を動かして欲しい」「借金が3兆円を超えるとあるが、中味はどうなっているのか、予算の確保はどんな基準でやっているのか」「臨時の職員が増やされていると聞くが、それではいい保育や福祉はできない。正職員を増やして欲しい」などの意見が出され、予算編成の流れ、借金の中身、県職員の現状など、話をさせていただきました。

一定の時間をとったつどいでは、みなさんの疑問や要望にきちんと応えることができます。もっと気軽に小規模でもつどいを開いていただくよう呼びかけていきたいと思います。




常任委員会報告、その22015年03月08日

先日の続きで県土整備常任委員会の審議の報告をします。

 まず銚子市の県営住宅で起こった母子心中事件に関し、県営住宅の福祉の機能について質問。予算委員会で丸山議員の質問に県当局は「公営住宅法の目的には福祉の増進と記されている」と答弁しています。それならば今回の事件は県営住宅で福祉の機能が果たされていなかったがために起こった事件であると言う認識はあるのかと質しました。しかし県は「法に基づき低い家賃で住宅を供給している」と答えるのみで、それが福祉だと言わんばかりの態度でした。これでは入居者が生活に行き詰っても支援の手を差し伸べようとはならない根本原因がここにあると感じました。

続いて、この母子心情事件との関係で、県営住宅設置管理条例による、いわゆる制裁金の問題を質問。滞納などが続いて県が明け渡し請求をした時点で、県営住宅の家賃でなくなることから、明け渡しまでの期間は、近傍同種(近隣の不動産鑑定評価などを基にして算出した家賃で、当然県営住宅家賃より高くなります)の家賃の「2倍に相当する額の金銭を徴収する」としているものです。県住の家賃を滞納した方へのまさに仕打ち、制裁とも言うべきものです。

法では「2倍に相当する額以下」となっており、さらに「聴取することができる」と「できる」規定になっているのに、県条例ではなぜ「徴収する」としているのかを質しました。県は「条例は厳正に対応すると言うことで…」と答弁。しかし悪質な滞納者へは厳正な対応が必要だろうが、生活苦でやむを得ず家賃を支払えないものの一緒くたにするのは、あまりにも惨い仕打ちではないでしょうか。

やむを得ず支払えない人は条例から除外すべきだし、せめて「できる」規定にして、県の裁量で制裁金から除外させることができるよう条例を改正すべきとの質問には、「研究する必要がある。すぐできるかどうかわからないが検討する」との答弁がありました。

下水道関連の議案での質疑では、まず全体事業費の現状について質問。県が進める3流域下水道の現在の事業費は、合わせて1兆円です。H25年度までの投入額は、8,210億円、82%。この事業に伴う借金は1,647億円、その支払利息は実に、813億円にものぼることが明らかになりました。

さらに下水道関連の工事で契約金額を8,800万円増額する議案についても質問。契約の変更は、経済情勢の変化で資材や原材料、労賃などが上昇しており、現在の水準相当額での増額再契約を行うものです。しかし問題は増額された労務単価などがして受け労働者まで徹底されているかどうかです。

自民党に議員からも「下請労働者へ行き届くような仕組みが重要」「どのように指導しているのか」という質問が行われ、県は「協議の場や、契約のときの要請している」これまでと同じ答弁を繰り返しでした。そこで「前議会で下請までの徹底は点検されていない」「確認する仕組みがない」と答弁していたがどうなのかとの質問に対し、下水道課長は「下請のチェックはされていません」と答弁。

今必要なのは県が乗り出して下請労働者の賃金の実態などを掌握すること、そして下請労働者の賃金を保障する仕組みを作ることだと要請しました。いよいよ公契約条例制定を前面に出した論戦、追及が必要になってきていると感じました。




市民が望む、街づくりとは2015年03月10日

今朝の宣伝は、柏駅東口。くさかみや子議員、地域の後援会の方々といっしょに行いました。今日も宇野さんが訴えをしてくれました。今朝は日曜版の見本誌と、コミュニティバスを柏市でも実現させようとの要求チラシを配布しました。ビラを見ながら駅に入っていった高齢の女性の方、すぐに戻ってきて、ビラを示しながら「これやってくださいね、がんばって」と言葉をかけてくれました。市民の足となる「コミュニティバス」の実現が待たれているし、切実な願いになっていると感じました。

 

 

 その足で県庁へ。団会議で各常任委員会の報告をし、討論の柱立てなどを論議しました。

 その帰りに、柏駅にある「かしわインフォメーションセンター」に立ち寄りました。「柏の葉」の街の今後の構想などを紹介する展示会が開かれていると新聞でも報道されていました。柏の葉の街づくりは、千葉県、柏市、千葉大学、東京大学、UR都市機構、三井不動産などで「柏の葉国際キャンパスタウン構想委員会」がつくられ、2008年に「構想」が策定されています。

 キャンパスタウン構想の目的には、柏の葉地域は「世界水準の先端的都市形成を先導するモデルとして、高いポテンシャルをもつ」地域とされており、「先端的で自立した都市づくりを具体的に実践するための構想」だとされています。

 これは一体誰が望んだ街づくりなんだろうか。街づくりの主体は、市民・県民であり、その願いにそって進められることが基本でなければならないはずです。その点から見れば、H24、柏市民意識調査では、今の市政に最も不満を抱いているのは「生活道路の整備」であり、「除染などの放射線対策」であり、これに答えるのが柏市の役割であり、世界最先端の都市形成を進めることなどではないはずです。県で見てもH26の県政に関する世論調査では、県政への要望のトップは「災害から県民を守ること」であり、続いて「高齢者福祉の充実」「医療サービス体制の整備」となっています。いま柏の葉で進められている「中心市街地の活性化」や「国際交流・国際協力をすすめる」などの要望はいずれも下位に位置しているのを見れば、いかに市民・県民の願いとかけ離れたものであるか、市民の願いで進められている街づくりではないことは見て取れると思います。

 かつて柏の葉地域は、業務核都市を形成するエリアとされ、バブル時には大規模な「新都心構想」があたり前のように論議されていました。業務核都市の言葉は、今は「構想」の中にはなくなりましたが、「先端的都市形成」という表現で息を吹き返してきたのであれば、見過ごすことはできないと感じて帰ってきました。

 

 柏駅東口の1/500の模型

 

 昭和40年代の柏駅の模型です




あっぱれ、斉藤和子衆議院銀2015年03月11日

昨日、斉藤和子衆院議員の予算委員会分科会での初質問が行われました。今日録画を見ましたが、さすがお見事と、拍手を送りました。

 柏特別支援学校を視察したのは聞いていましたが、実によく調査されていました。大臣も「教育上の支障、狭隘化が問題になっている」と認めましたね。堂々とした質問で、衆院選での躍進、千葉から地元の代表を送り出せたことの喜びがこみ上げてきました。

 同時にもう忘れかけていた自分の県議会初質問を思い出しました。緊張が極度に達していたのだけは記憶していましたが、その前の準備のために集中していたときのことがよみがえってきました。

 もっと県内を駆け巡って、県民の声を、いや声なき声によりそった質問を展開して欲しいし、これからの活躍が楽しみになってきました。

 しかしそういう気分に浸ってばかりは入られない。今度は自らを奮い立たせてたたかいに挑む番です。気を引き締めていこう。

 

 

 今朝は急に冷え込みました。柏駅の温度計です。

 

 朝はチョンボを一つ。定例と思って柏駅南口に当然のごとく行って、マイクを持って訴え終わったところで、くさか市議から「今日は南柏じゃなかった?」と。

「エッ~」唖然としました。「南」は「南」でも南柏駅だったのです。昨日帰りがけに張り出してある日程表を見たんだけど「南」だけが頭に入ってそのまま。急いで車を飛ばして南柏駅へ。武藤みつえ市議、地域の方々が元気に宣伝していました。なんとか合流できました。本当に「ごめんなさい」です。

 柏駅南口では、今日も宇野さんが応援に来てくれました

 

 

 武藤市議、さすが。エスかレターの中に手を伸ばして「どうぞ」とビラ配布。これなら一人ひとりにあいさつすることができます。


 

夕方は、西口での署名宣伝でした。風が強かったけれど何人もも方に足を止めていただきました、