平和のための戦争展「とうかつ」2015年08月21日

17回目となる、平和の戦争展「とうかつ」が、柏市中央公民館で今日から3日間開催されています。さっそく今日、展示物を拝見させていただきました。戦時中の武器や生活実態などの展示がこれまでのように行われていましたが、今年の特徴は「戦争する国づくり」のコーナー、沖縄の新基地建設のコーナーが大きく設けられていたことでした。

 そしてもう一つは、「東京大空襲絵図」が展示されていたことです。絵図と言っても入口の脇の絵は、たたみ何畳分もあるような大きなまさに壁画でした。空襲の模様がリアルに表現されていて、圧倒される絵となっていました。流山市在住の吉野山隆英さんの作品と紹介されていました。

 会場入口

 

 「東京大空襲絵図」、圧巻でした

 

 「原爆の火」。広島市の郊外での、原爆の残り火を平和のシンボルとして全国に広げた一つ。流山市の坂さんが27年間、ともし続けているものだそうです。

 

 

 今日、夕方からは柏駅東口で、市議団のみなさんとともに、戦争法案反対の宣伝署名を行いました。1時間で、署名は40筆でした。自衛隊の統幕内部で作成された、戦争法を先取り・具体化している文書を共産党の小池晃参院議員が暴露してから、戦前と同じような軍部独走の実態が浮かび上がってきました。その文書ではまさにアメリカ軍と肩を並べて自衛隊が海外での武力行使を行う日程まで示されているのです。国民には「丁寧に説明し理解していただく」と表向き表明している、その裏側では、法案成立を前提に、武力行使の具体化が行われている、こんな国民を騙す、愚弄するようなことは断じて許されません。国民無視、国会軽視の安倍政権のこんなやり方を粉砕するためにも、山場を迎える今月末、さらに運動を広げていこう。




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