武石英紀氏が市長選出馬会見2013年09月27日

本日、日本共産党も加わっている「明るい民主市政をつくる柏市民の会」は、11月3日告示、10日投票で行われる柏市長選挙に、武石英紀氏を擁立することを決め、市役所内で記者会見を行い、私も同席しました。

 武石英紀氏は記者会見の冒頭で、現市長は4年前、民主党の支援を受け「教育、福祉の充実」を掲げて当選したにもかかわらず、国保料の引き上げをはじめ、市民サービスを切り捨て、大型開発にシフトした市政に変質したと、批判。その上で、国にも、市民の立場に立ってハッキリとものを言い、市民のいのちとくらしを守る市政実現に全力をつくすと決意を表明しました。

 記者から、色々な施策を進める上で、財政が厳しいなか財源はどうするのかなどの質問が出され、武石候補は「現市長が強力に進めている、再開発やTX沿線開発などムダな公共事業は、中止・見直しを行い、予算の使い方を市民本位に切りかえる」とキッパリ表明。

 国が目に余る国民いじめ、国民収奪の政治に暴走しているときだから、地方自治体とりわけ市民に最も身近な柏市の役割が、いまほど問われているときはないと私は思います。「We Love Kashiwa」をスローガンに掲げるなら、市民みんなが安心して暮らせる柏市へ舵取りを切りかえることが必要ではないでしょうか。その柏とは、①国の暴走に市民の立場からハッキリ「ノー」を突きつけられる市政、②国の悪政から市民を守り「子どもたちにも高齢者にもやさしい柏」を市民といっしょにつくっていく、③そのためにも税金の使い方を、開発、大規模事業中心から、市民のくらし最優先に切りかえること、この3つに転換を、市民みんなの力で作り上げていく市政ではないでしょうか。

 それともう一つ、市政のトップ・市長というのは、市民を絶対に裏切らない、市民とに約束は何があっても守り抜く政治姿勢が必要です。現市長は4年前、明るい会との話し合いを進め、「大型開発から、教育、福祉の充実」という基本的な方向では「大筋で合意できる内容である」と署名捺印した文書まで出していたのです。ところがこの4年間で大きく方向転換してしまいました。これで市民の代表といえるでしょうか。

 武石候補は、記者からの質問にも一つひとつていねいに答え、福祉政策、市政のあり方にも言及するなど誠実に対応していました。この候補者なら裏表なく市民と向き合えると私は実感しました。いま多くの国民が政治のあり方に首をひねり、本当の政治とはと模索を始めているときです。市民の共同の和を広げに広げ、何としても押し上げたいものです。




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