夏の思い出、パートⅡ2014年11月11日

もう雪の頼りも聞かれる時期になりましたが、今回紹介するのは、9月に行われた、六本木のお祭り・神輿です。

林立するビルの谷間にひっそりとした佇まいを見せているのが、天祖神社・竜土神明宮です。場所は六本木7丁目。400年の歴史をもつといわれる神社です。2年ごとに地元の方々や協力者によって執り行われてきた例大祭、今年がその年となります。

昼をめどに、続々と神社に氏子の方や協力者があつまり、神輿に魂を入れ、練り歩きます。六本木交差点、六本木ヒルズなどをまわって、夕方、宮入となります。六本木ヒルズの前で地べたに座り込んでの休憩など、大都会の中に異次元の空間が広がったようで、気持ちも高まります。夕方暗くなるまで神輿ねり歩きますが、各所で昔からお店を構える方々が、差し入れをしてくれるのも温かさを感じます。こんな伝統行事は、どんなに街づくりが進んでも残しておきたいものですね。

 出発前の神社、脇ではビル工事が行われています。