福島被災地支援ツァー・第二弾2014年11月23日

昨日は、福島被災地支援バスツァー・第二弾の取り組みが行われました。35名で原発事故被災地へ行ってきました。

 朝七時半に、柏駅を出発。四ツ倉道の駅で現地で運動をしている菅原さんと合流し、案内・ガイドをしていただきました。

 まず行ったのは、久之浜町、浜風商店街でした。商店街は津波でほぼ壊滅。その後もとの位置で再建できるまでと、今は小学校の校庭の一角を借りて、プレハブ仮設の店舗で商売を再開。復興に生きる元気な姿に勇気づけられました。

 

 その後、楢葉町の宝鏡寺で昼食・休憩。早川住職のお話を伺いました。お寺の本堂には憲法九条が手書きで張り出されています。「二度と戦争をやってはいけない、そのためにこの国には憲法九条がある。お釈迦様の教えと日本共産党の理念は一致している。それは万民の健やかな幸福を求めている」と感動的な訴えが。

 

 

 午後はまず富岡駅前に。津波にやられた家がいまだに残っています。「危険」の看板はあるものの、まったく手付かずです。

 

 富岡駅前商店街の美容室の時計は「247分」を指したまま、さみしくたれさがり、当時の凄まじさを物語っています。

 

 富岡駅周辺の放射線量は、1マイクロシーベルトを超えていました。

 

 続いて、第二原発が見える海岸へ。いま東電と訴訟をしている「ジャリ船」が海岸に置き去りにされていました。

 

 さらにバスは、第一原発から10km圏内へと入っていきます。危険な区域はいまだに道路が閉鎖されていますが、直近のモニタリングポストを見て一堂、唖然。何と、4,9マイクロシーベルトを示していました。その下の草むらは、毎時5マイクロシーベルト以上にもなっていました。




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