変わりつつある高柳駅2014年10月08日

昨日、県庁からの帰り道、東武線、高柳駅近くになって、駅西側になにやら看板らしきものが目に入り、思わず降りてしまいました。

 駅西側は区画整理が行われ、駅前整備が急ピッチで進められています。オレンジの看板は、来年秋に西側駅前に商業施設がオープンする案内でした。写真を見てもらえばわかるように、駅前広場の整備も進められ、いま高柳駅が大きく変わりつつあります。

 最近設置された、ホームを渡るエレベーターにも乗ってみましたが、駅の利便性がグ-ンと高まった感じを受けました。

駅西口開設は、住民のみなさんの悲願でした。「40年前から西口改札を要望してきた」「西口改札ができるといわれて引っ越してきた」などの声が渦巻いていました。

1997年(H9)に事業認可を受けて始まった区画整理事業ですが、時はバブル経済崩壊後の影響などで景気が大きく低迷し、不良債権処理問題、株価の低迷、大手金融機関の破綻などの影響で、右肩上がりの地価の上昇も望めなくなり一時は中断。その後再開され、柏市などの支援で、東口からも西口からも利用できる橋上駅化の構想も具体的になってきました。

 かつて地元高柳の方々と東武鉄道本社へ交渉に行ったことなどが思い出され、住民のみなさんの粘り強い運動の成果だと、あらためて実感させられました。