怒りの緊急宣伝2014年07月01日

本日夕方、安倍政権は緊急閣議を開き、集団的自衛権容認へ、憲法の解釈を変える閣議決定を強行しました。夕方のテレビなどマスコミも「戦後の安全保障体制を180度変える決定」と批判しています。まさに憲法破壊のクーデター、歴史的暴挙であり断じて許されることではありません。

 日本共産党柏市委員会は、夕方、柏駅東口で、怒りの緊急宣伝を行いました。20人を超える方々が集まり、集団的自衛権行使容認の閣議決定に賛成か反対とを問うシール投票も行いました。若い方が近づいてきて投票してくれる姿が目立ちました。

 デッキ上、参加者と市民との対話があちこちで行われていたのも特徴的でした。「さっき閣議決定の後、記者会見をやっていたけど、頭きちゃった。とんでもないことよね」と反対に投じた方。「こりゃ、戦争の始まりだよ。アメリカは自分のところで反対もあって金使えねえから、日本に戦争行かせようとしてんだ。それにハイハイと言って、安倍は自分で戦争に行くわけじゃないだろうに」とズバリ本質を見抜いた言葉をかけてくれた方。「俺は小さいとき戦争を知っているんだ。350万人も死んだ、戦争はダメだ、安倍はボンボンで戦争なんて知らないから、昔のようにしちゃいけない」と言って声援してくれた高齢の方。世論調査もそうですが、「明確に反対」と表明する方が、たしかに急速に広がってきています。この声を一つに束ねてうねりにしていかなきゃいけないと思いました。

 一方で、ビラを読みながら話しかけてきた方は「『集団的自衛権』って、こんな言葉ほとんど使わないでしょ。だからよくわかんないのよね。『自衛権』だから必要なことかとも思ったけど、どうもそうじゃないらしい。なんか危ないことだとも思えてきたんだけど……」と率直な疑問を寄せてくれ、対話になりました。ちょっとおかしいぞと思い始めている方もまだたくさんいるはずです。宣伝・対話を一気に広げる必要性を感じさせられました。

 今朝の東京新聞には「後方支援でも犠牲」との記事が掲載され、2001年~のアフガニスタン戦争、2003年~のイラク戦争で「後方支援が中心の30カ国あまりの約700人の兵士も犠牲になった」報道されています。結局、若者が戦場で殺し、殺される国にしようと言うのが核心だ、「恋人を、友人を、そして息子さん、お孫さんを戦場に送り出す国にするな」の声を政府を包囲するような規模まで広げよう。

 夜、事務所にいつも宣伝で力を貸してくれている宇野さんからお電話をいただきました。「今日は豊四季駅で集団的自衛権行使反対『血で血を流す戦争はするな』と宣伝しました」とうれしい電話がありました。さらにいっしょに力を合わせましょう。

 

午前中、東葛病院の駐車場横にある「ふれあい朝市」に立ち寄りました。朝取りの地元の野菜が並んでいました。


トウモロコシを仕入れましたが甘くてとてもおいしかったです。