元気な柏民商の総会2014年07月20日

今日は、柏民商の第41回定期総会が行われ、参加しました。冒頭の千商連の方の挨拶で、柏民商は、会員・読者・共済の三つの目標を達成した県内唯一の組織であり、昨年よりも組織を大きくしてこの総会をむかえている、県内でももっとも元気な民商だと紹介がありました。

 私も春のお花見、総会とお邪魔をしていますが、元気になってきている民商というのを実感しています。

 私は6月県議会の様子を紹介し、喫緊の課題となっている集団的自衛権行使の問題について、数の力で閣議決定を強行した安倍政権だが、深部を見れば国民の力で追い詰められているのがいまの安倍政権の実態だと強調をさせていただきました。一橋大の渡辺治名誉教授は「第一次安倍政権の明文改憲政策を破綻させた九条の会」という論考の中で、これまでできなかった解釈改憲の限界を突破し、明文改憲に道を開くために登場したのが第一次安倍政権だったと。ところが2004年に作られた九条の会は全国で7500もの組織へと広がり、安保闘争のような数十万の人たちが国会を取り囲むような状況はなかったけれど、九条の会などで、おそらく100万人以上の市民が動いたのではないかと述べています。その中で大きな変化が生まれてきた、九条の会の広がりの中で、改憲賛成の世論が減り、反対の世論が増える中で、直近の調査では、反対派が賛成派を上回る、逆転する事態となった、そうなると当初の目論見であった明文改憲には打って出られない、国民的運動が広がる中で、第一次安倍政権の明文改憲政策はものの見事に破綻したと渡辺教授は指摘しています。

 そうであるなら、もう一歩突っ込んで、今度は解釈改憲の息の根を止めるまで運動を広げようではありませんか。この間の改憲をめぐる攻防が私たちに示しているのは何か、政治を動かすのは数の力ではなく、やっぱり国民の声と運動だということではないでしょうか。

冒頭、あいさつをする吉田会長

私の訴え

 

昨日、今日は団地まつりです。実は昨夜の大雨で、盆踊りが中止になりました。今夜はこれから、恒例のまつり会場めぐりです。まつりの様子はまたご報告します。