重症心身障害者(児)施設へ2014年07月09日

今日、丸山県議にセットしていただき、柏市議団とともに、柏市酒井根に4月にオープンした、重症心身障害者(児)の入所施設である「東葛医療福祉センター光陽園」に行き、施設長、事務局長の方々からお話を伺い、施設等も案内していただき、大変勉強になりました。

 県内、6所目の施設であり、10年来の保護者や地域の運動が実って、東葛地域で初めてつくられた施設です。計画では長期入所・70床、ショートステイ10床の計画だったが、看護師不足でギリギリ30床までにしか対応し切れていない、施設も他のスタッフすべて揃っているのにと、歯がゆさを滲ませた思いを語ってくれました。

 私は重症心身障害の方々の入所施設を見せていただくのは初めてでしたが、驚くと同時に、スタッフのみなさんの献身的な活動に、熱くなるものを感じました。障害を持つ人たちは、一人ひとりみんな違っていて、まして重度になると水分補給も自らの意思ではできない人もいる、そこに寄り添って24時間看護、介護しているとの話を伺って、人として生きる場を保障する施設をもっとつくらなければと政治の責任も感じました。

 入所者の20%は子どもで、あとは成人、ですから2歳から50歳の年長の方もいらっしゃるとのこと。開所前の面接に来た方は、約100人、そして現在の入所者が30人、ですから70人の方々が入所を待っている、待機者となっているとのことでした。

 案内しながら事務局長の方は「この光陽園をゆくゆくは120床にして、日本一の重心施設のしたい」と、語っており、この分野の大変さとあわせ、それを変えていく意気込みをも感じさせてくれました。

 施設スタッフのみなさん、お忙しい中、ありがとうございました。何とか力になれるよう頑張ります。




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